ミッドシップレイアウトはスポーツカー向き

テクスチャー17 テクスチャー18
エンジンの重心が自動車の前輪と後輪の間にあるエンジンレイアウトのことですが、そう考えるとエンジンが運転席の前にあっても後ろにあっても良いことになります。しかし実際には運転席の後ろ、通常なら後部座席がある当たりにエンジンを搭載している車の事です。自動車の車体のほぼ中央やや後ろよりという本来なら人が乗るのに適した場所をエンジンに譲っているのは、そのレイアウトの重量バランスが良いからです。エンジンは通常一番の重量物です。特にハイパーワーの大排気量エンジンを載せるスポーツカーではそうです。そういう重要物を車体の中央に載せて、加減速やコーナーリングによる加重変化を抑え、また重量物を重心に近い場所に置く事で、回頭性の良いスポーツカーらしいバランスに仕上げる事が出来ます。これの特徴はすべての自動車に有利ですが、エンジンのような大きな物が車体中央にあるのでは人や荷物をを乗せるスペースが取れません。この欠点は乗用車や貨物車には致命的な欠点です。そこでミッドシップは限られた車にしか採用されないのです。またエンジンがあまり大きくない場合にもメリットが小さくなります。最近のコンパクトで高出力なエンジンの場合車体全体に対してエンジンの重さが少ないので、メリットが比較的小さな物となります。