ミッドシップ搭載方法の特徴

車の中で一番重い部品は何かというと、それはエンジンです。この最も重いエンジンを車のどこに配置するかによって、車の運動性能が左右されるのです。例えば車の前にエンジンを置いた場合、必然的にフロント部分が重くなります。逆に車体の後部にエンジンを置けば車のリアが重くなるわけです。そして駆動輪を前後のどちらにするかによっても重量配分が異なってきます。ところで、最も理想的なエンジンの配置場所はどこになるでしょうか。それが前輪と後輪の中間、ほぼ真ん中の位置にエンジンを置くことが、理想的な重量愛分を実現できるとされています。そしてこの搭載方法をミッドシップ・レイアウトと呼ぶのです。フェラーリやランボルギーニ、あるいはマクラーレンといった高級スポーツカーメーカーの多くが古くからこのレイアウトを採用するのは、その車のスポーツ性を十分に発揮できるレイアウトだからこそなのです。前後重量配分に優れるとともに、車全体の重心の安定性からしても、車両の真ん中にエンジンが配置されることはまさに理想と言えるのです。しかしながら、当然ではありますが、車体の真ん中にエンジンが置かれるということで、その居住性と実用性は一気に低下します。車としての理想と道具としての理想のバランスをどこでとるかは、みなさんの判断次第です。

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